一枚の葉っぱで世界がかわる

体験記

一枚の葉っぱの可能性。出会えばきっと世界が広がる!

見た目は繊細でやわらか、触れると昆虫の羽!?
葉脈に鮮やかな色をつけて自分だけのアート作品を作ろう!

徳之島に遊びに来たのに、雨でどこにも遊びに行けな~い!
ちらばる玩具や、子どものけんかにもぉ~うんざり!

気持ちまでどんよりしがちな雨の日こそ、一枚の葉っぱが生み出す不思議な力を体感できる「シマの自然遺産と文化から作る Happy Green 商品開発体験」をおススメします!

葉脈は元は一枚の葉。日常的にありふれた存在ですが、凛とした佇まいの葉脈を観察していると、不思議とあたたかで透明な気持ちになっていくのです!

葉脈はミクロな樹木。凝縮された自然のイメージです。不思議な魅力と秘められた可能性をもつ葉脈の世界、ちょっと覗いてみませんか?

一枚の葉脈を自分だけの「芸術」として光にかざしたとき、いつの間にか自分の価値観や視点が変わっていることにきっと驚きますよ。

葉脈ってなぁに?普段は気にとめることのない葉っぱたち

身近な葉の多くは、面全体に網目状のすじが走っています。これが葉脈。葉肉が落ちると複雑で繊細な葉脈が残ります。

「スケルトンリーフ」「透かし葉」とも言うようですが、私は子どもの頃「レースの葉っぱ」と呼んでいました。

教室で使用する葉脈は、水と微生物が時間をかけてつくりだしたもの!体験中に葉脈の作り方も教えていただけるので、自宅で自分でもつくることができます。お子さんは自由研究にもいいですね!

人の血管とそっくり!?葉脈は水や養分を運ぶ大事な器官

「君の体の中に流れているものはなんだろう?」
葉脈の説明はそんな言葉から。「血?血管?」一緒に参加した7歳児の答えに、先生は
「そうだね。今、目の前にあるこの葉脈は、君の血管と同じ役割をしているんだよ」

葉脈は、茎から水や養分を運ぶための通り道。葉脈は人の血管の構造と役割によく似ています。先生は、インドネシアや徳之島で採取した葉から作った葉脈を広げて、葉っぱのもつそれぞれのストーリーも聞かせてくださいます。様々な形の葉脈に普段落ち着きのないわが子もうっとり。静かに説明に聞き入っていました。
葉脈を電灯や陽の光にかざすと陰影の変化から、印象がスッと変わります。その表情の変化に静かな力強さを感じて、私は澄んだ気持ちになりました。

美しすぎるとふれられない。色をつけることで大きな変化が!

「今度は葉脈にさわってみよう。どんな感触かな?」と葉脈を子どもの掌に!蜘蛛の糸レベルの繊細な葉脈に、子どもが触れるだけでも親としてはハラハラ。

そんな時にいきなり葉脈を落として落下速度の違いに歓声を上げる我が子。「壊さない」ように、と声をかけていると、「お、実験だね!僕の大好きなことだ」と次の葉脈を手渡す先生。

「壊れてもどうしたら元に戻せるか、どんな風に使えるのかを一緒に考えたらいいだけです。葉脈はきれいですね。人は美しすぎると手を出しにくくなりますが、今日は葉脈に色をつけて自分だけの芸術を楽しみましょう」

そして「芸術とは解放だよ」と微笑む先生に、子どもの不躾な言動を忘れ、私も葉脈の世界を楽しむ心境に。子どもも大人も色を葉脈の上にのせるだけで「美」を「身近な芸術」に変化させる作業は、もう純粋に楽しい!の一言です。

自分だけの宝物

今回は葉脈をステンドグラス風にアレンジ!透明なプラ板に葉脈をのせて、先生お手製の着色剤(作り方も教えてくださいます)で、着色しているうちに接着までできちゃいます。
手順は、葉脈に色をつけたら、あれ?もう完成~。
誰でも出来るけど、同じものは絶対にうまれない。特別感がすごいです。

つまようじの先で、クリアな赤・青・黄色の3色の着色剤をすくって葉脈に乗せていくと、色が混ざり合い自分だけの色が生まれます。
「先生、明日も来ていい?」あまりの楽しさに、5分もしないうちに子どもが尋ねる程でした。

「体験は体内に浸透していく教育」

体験後、 先生の言葉のとおり、子どもの自然や身の回りにあるものへの関心が変わっていました。シマに住んでいるからこそ、シマだから出来ること。いつもと同じ風景を眺めながら想像する未来が、以前より鮮やかな色彩になったような気がします。

葉っぱせんせーい!

子どもは先生の印象の柔らかさから「ふか先生」と。体験中も地元の方が次々と先生を尋ねて来られました。
「鹿児島の教授」「ラジオ体操のおじちゃん」「はっぱ先生」と子どもから大人まで、いろんな呼び名で先生に会いに来られます。

今回の葉脈の世界の案内人、小原幸三(おばらこうぞう)先生は、鹿児島大学の名誉教授。専門は物質科学。科学教育や国際協力教育プロジェクトを実施されておいでで、2017年に徳之島に移住。体験教室の会場は、台風で被害を受けた改装中の古民家。島民にはおなじみの暗~い床の間も先生のひらめきで太陽の光が届く素敵なギャラリーに!古さと新しさを同時に楽しめる空間です。

体験中、物をいつくしむことや島の歴史と未来についても。親としてシマで育つ子どもたちの未来について、今迄と違う角度で考えるきっかけになりました。

子どもの「言の葉」も丁寧に受け止める先生は、葉脈を通してシマの子どもたちの未来を思い描きながら形にすることを始めておられます。

シマと子どもたちの未来。
たくさんの可能性を感じさせる「はっぱ先生」に雨の日でも、晴れの日でもぜひ会いに行ってみてください。

シマの魅力がぎっしりな葉脈アート体験教室!体験したあとは、シマの食材を使った美味しい料理(別途料金)も堪能できるので、早目の予約をおすすめいたします!

【開催時間帯】9:00~13:00
【体験料】  500円~(体験内容によって料金が変わります。詳しくは、予約時にお問い合わせください。※3歳以上から参加可能(5歳までは保護者同伴)
【体験時間】 約2時間
【定員】   8名/最小催行人数2名(相談可)
【集合時間】 伊仙町目手久公民館広場(伊仙町目手久1762)
【持ち物】  加工作業があるので汚れても良い服装で。前掛けやタオルがあると安心です。
【予約先】  予約締め切り日
       体験日の5日前まで(まずはお問い合わせください)
       090-3324-3946(小原)

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